コンテクスト・シンキング

コンテクスト思考で課題解決!

長年の知識と経験の価値を求めない。

いつから長年培ってきた知識と経験に価値がある、と思われるようになったのだろうか。今の時代、知識はググれば大体出てくる。経験はその年齢になれば当たり前。 けど、今、年齢を重ねた方々が、自分たちの経験を活かすための語り口を持っているとは思えない…

超論理的思考方法“コンテクスト・シンキング”

あはは。私が提唱している“コンテクスト・シンキング”を、超論理的思考方法として、勝手に説明してみようかと思う。 そもそも“超”と“超”のつかない論理的思考方法の違いは何か、ということを最初に定義しておかないといけないが、その前に白状しないといけな…

間違った目的は全てを壊す。

共感というキーワードを入れた記事を書くと、検索サイトから来られている方も少なからずいるんだな、と感心しているのですが、“共感を得たい”という目的は諸刃の剣だったりするので、扱いには注意が必要です。 例えばAさんが、会議で皆の共感が得られないと…

「ジョブラボぐんま」始めました。

最近では、ジョブラボぐんまの活動が活発になっています。 2017年の3月にスタートしたジョブラボぐんまは、起業や創業やビジネスの支援を行うプラットフォームになることを目指した活動です。イベント等の実施もしながら、起業支援のための相談にも乗ってい…

地域メディアの「お悔やみ欄」について真剣に考えたことがあるか?

地域メディアに関わると必ずお悔やみ欄の存在を知ることになるわけですが、これって何なんだろうなーと思っております。よくよく考えてみたいと思います。 よく聞くのは、「不義理がないようにお悔やみ欄は見る」というコメント。生前お世話になった方に対し…

論理の未来、感情の未来。

今朝、こんなニュースが流れて来た。 japan.cnet.com 囲碁は論理で勝敗が決まるということであれば、先読み数だけの対決になっているのでしょうか。だとしたら、人の思考がコンピューターに敵うとは思えないですね。 AIは論理的には優れていると思います。 …

具体的な話を抽象的に捉える

ここ最近、ずっと気になっているのが、具体的と抽象的。 僕の話は抽象的なことが多く、もっと具体的に言ってもらった方が「わかりやすい」と言われることが多いのですが、これって抽象的に物事を捉えている人からすると、結構、ヤバい感じのことなので、今回…

考えれば「何をするか?」は「何をすべきか?」に変わる。

FBのタイムラインでコメントをしていた方が多かったこちらの記事から。 toyokeizai.net 2015年の記事です。そして、毎度おなじみにの方の記事です。 「実践している人をサポートしろ」ということなのか、実践している人は「誰かが反対しても頑張れ」と言いた…

AIDMAからCISDASへ

(wikipediaより) AIDMA(アイドマ)とは1920年代にアメリカ合衆国の販売・広告の実務書の著作者であったサミュエル・ローランド・ホールが著作中で示した広告宣伝に対する消費者の心理のプロセスを示した略語である。日本語圏において「AIDMAの法則」とし…

集客対象と顧客対象のバランスがビジネスのスケールを決める。

前回のエントリーの続きです。→のリストを参照して戻ってみてください。 次に、リリースを出せば集客するのか?について考えてみます。ここでは、集客と顧客という視点での分析になります。 <リリースを出せば集客するのか?>「リリースを作れば集客できる…

地方の課題は、磨くこと、伝えることに現れる。

私が感じる地方の課題についてまとめておきたいと思います。 個人的なメモみたいなものです。 <目的> 地域の活性化 <活性化とは?> 外貨を稼ぐこと <外貨を稼ぐ方法とは?> ①地域への流入人口を増やすこと ②物(サービス)を流出させて、お金を流入さ…

【応用編】チームづくりに活かしてみる。

今回の応用編は、チームビルディングへの活用です。 コンテクスト・シンキングの思考方法は、論理と感情の共存を目指していますが、チームづくりには、この2つが必要なのです。論理だけでは共感を得られないし、共感だけではモノゴトは進みません。 まず、…

【応用編】プレスリリースの書き方 2/2

明けましておめでとうございます。 今年も宜しく御願します。 さて、今回は、前回の続きです。前回のエントリーはこちら。 先のエントリーで、ニュース性を「社会性、時限性、希少性、地域性の組み合わせから生まれるニュース感」と表現しました。当初は新規…

【応用編】プレスリリースの書き方 1/2

コンテクスト・シンキングは思考方法なので、様々な場面へ転用できる可能性が高いです。企業の組織作りだったり、チームのつくり方だったり、新製品の開発、業務の拡大、新規事業への参入、なんでも応用ができるのではないかと考えています。 ただ、これは私…

モノゴトは“シンプル”に考えてはいけない。

僕自身、普段からいろいろと考えるあまり、どうでもいいことを深堀して考える傾向はあるにせよ、賢人たちが言う“シンプルに考える”という言葉には、どうにも違和感を覚えてしかないのです。 僕の言い方では、“モノゴトは抽象的に捉えた方が良い”となります。…

スリランカでは有名な話だけど日本人の私は知らなかった。

先日、スリランカ出身で桐生市内で起業されている方にお会いしました。 正直、スリランカと言えば、インドの右下にある小さな国くらいのイメージしかなかったのですが、彼の話を聞いていると、スリランカの方々と一緒に何かしたいと感じました。 matome.nave…

アドバイスを聞く、聞かない、どっち?

仕事の関係上、アドバイスを求められることがある。 一応、本気でアドバイスするのだが、このアドバイスというものの本質はどこにあるのだろうかと考えていた。 自分に都合の良いアドバイスだけを取り入れて、自分の立てた予想に自信を付けたいというケース…

“つなげる”から“つながる”へ。

最近、少しずつですが、方向転換してきたことが形になってきた気がしています。 きっかけは、アダム・グラント著「Give & Take」を読んだことでした。彼は、人の行動の本質的な資質を“ギバー”と“テイカー”と“マッチャー“の3種類に分類しました。 この分類で…

2016年 ウッドデザイン賞 受賞しました

お客さまの宮島工務店さまが、2016年ウッドデザイン賞を受賞しました。 コミュニケーション分野のソーシャルデザイン部門です。 www.youtube.com このイベントは、“地元工務店の認知度の低さ”をどのように転換できるか?がテーマでした。宮島工務店のお客様…

それでも僕は失敗をススメない。

Facebookで知人のタイムラインにアップされていた記事を読んで、私も「挑戦」と「失敗」について考えてみました。 ↓↓その記事がこちら↓↓ blog.suzukisanchi.com ようやくすると、「勝者と敗者は他者が決めるものであり、挑戦の結果がその2つの成果なら、そ…

地域とアートの良好な関係とは?

こんな記事を見つけた。 コンテクスト・シンキングで言えば、「鳥の目」での分析というところだろうか。地元桐生で開催されていた桐生再演の実情を垣間みてきた「虫の目」も取り入れて考えてみたい。 zasshi.news.yahoo.co.jp 私が暮らす桐生にも以前、「桐…

アンケート結果は鵜呑みにした方が良い。

よく、アンケート結果について信用しない方が良いとか、そこから派生して、消費者目線にならなくて良いとか、そういう主張を聞いたりする。 消費者は自分が欲しいものがわからない、と言った方もいた。確かにそうだ。新しい価値、「こういうものを待っていた…

「ホウ・レン・ソウ」より「ソウ・レン・ホウ」

仕事の「ホウ・レン・ソウ」と言えば、「報告・連絡・相談」と教わってきたものの、ピンと来ないことが多い。 上司「お前に任せたからな」 部下「頑張ります!」 しばらくして 部下「こうなりました!」 上司「ん?まるでダメだな、なんで相談しない」 部下…

災難と不幸と残念。

随分と久しぶりの更新となってしまいました。意気揚々と2016/04-06の新しいクールに望んだわけですが、災難と不幸と残念が続きました。 ブログを更新して、熊本入りをしました。その2日後に熊本で被災し、その後2週間ほどは、情報共有の支援をさせて頂いたの…

ラジオ番組を真面目に作る

というテーマを新年度掲げて行こうかと思いまして、まずは、番組と連動させていこうかと思います。 番組のテーマは地域×コミュニティ×ビジネスなんですが、地域を変えるのは、やっぱりビジネスのチカラであって欲しいと思うのです。そうやって、皆がハッピー…

思考法の落とし穴

最近、ずっと考え続けていることがありまして、世にある思考方法に対して、そうなんだよねーと思う一方、何かが抜けているような気がしてならないのです。 論理的思考法、ロジカルシンキングに代表されるような思考法は、基本的に、自分自身の中で展開される…

コンテクスト・シンキングの基本スタンス

すっかりご無沙汰になっていました。年末年始にいろいろとありましてねぇ....。 すでに随分前のように感じています。 さて、今回は、「コンテクスト・シンキングの基本スタンス」についてお話をしてみたいと思います。 文脈さえ読み解く事ができれば、どんな…

「指示待ち人間」の投稿から得る教訓とは?

FBの方で投稿をした「指示待ち人間」のまとめ。400以上の「いいね」に、98のシェア、という結果に。驚きです。皆さんの周りにも多いのかもしれません。私の周りにも多かったと思います。さて、このまとめ、内容としては「なるほど」というものでありますが、…

タイトル変更しました。

このブログを「コンテスト・プランニング」という名称から、「コンテクスト・シンキング」と変更しました。さらに、「コンテクスト・シンキング」を、「コンテクスト・リサーチ」と「コンテクスト・プランニング」と「コンテクスト・アクション」の3つから…

PDCAサイクルの落とし穴。

最近では高校生や中学生でも知っているであろうPDCAサイクルですが、私は割と懐疑的だったりします。 まずはwikipedia先生よりコピペしてきます。以下のように説明しています。 Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する Do…