コンテクスト・シンキングの基本スタンス
すっかりご無沙汰になっていました。年末年始にいろいろとありましてねぇ....。
すでに随分前のように感じています。
さて、今回は、「コンテクスト・シンキングの基本スタンス」についてお話をしてみたいと思います。
文脈さえ読み解く事ができれば、どんなことだって出来る。と私は考えています。不可能はない、と言って良いかもしれません。
まぁ私が明日だけ女性になる、とか、そういう荒唐無稽なのはナシです。ただ、女性としていけていないからナシ、ということではありません。
何か課題に取り組むとき、何か新しいことに取り組むとき、うまくいくイメージがあると思います。失敗のイメージしかないのに取り組む人はいないでしょうからね。で、コンテクスト・シンキングでは、実はこの「うまくいった状態」を想定することから始まります。これは言い換えればゴールです。
そのゴールは、動機であったり、大義であったり、なぜそれに取り組むのか?という本質的な部分を示すもので無ければいけません。
コンテクストとは、そのゴールと今の姿の間を繋ぐストーリーなのです。ストーリーは、連続する因果関係を指します。つまり、そのゴールにいく為には、何をして、という逆算をしていくイメージです。ただ、そのイメージですが、あるところでぷつりと切れることがあります。その場合はどうするか、今後は、自分を基点に連続する因果関係をイメージしていきます。そうするとやはり、同じように、あるところでぷつりと切れてしまいます。このぷつりと切れた2つを眺めていろいろと考えて、どうやって繋げたら良いかをイメージします。このイメージこそが「アイデア」なんです。
コンテクスト・シンキングは、「成功のイメージから逆算して、現在と繋ぐために、アイデアへと導くこと」を実現するメソッドなのです。