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コンテクスト・シンキング

コンテクスト思考で課題解決!

「コンテクスト・プランナー」という肩書き

はじめまして。

コンテクスト・プランナーの小保方です。最近、話題の苗字です(笑。

 

正直、この肩書きで良いのか?ということに迷いはあるのですが、以前から、「何されている方ですか?」と聞かれて「つなぎやさんです」と答えていました。コーディネーター?ブローカー?みたいなことになり、大概怪しまれる始末。

(つなぎやという言葉に秘めた想いもいずれ紹介します)

そこで、いろいろと悩んだあげく、今、私が実践している「“文脈の構築”を担う人」という意味でコンテクスト・プランナーとすることにしました。

こちらで記載する内容は、弊社のブログで記載している内容をリライトしたものです。ブログでは、仕事のこと以外にもいろいろと触れているのですが、こちらでは、「コンテクスト・プランニング」という視点のもののみ切り出して行きます。宜しく御願します。

 

まず最初は、自己紹介です。なぜ、そんな肩書きで仕事しようと考えたの?って言われるので、ホントのところを告白しようかと思います。

私は、群馬県に住むバツイチ独身の41歳。地元のNPOコミュニティFMに関わる中で、コミュニティ活動、広報、PR、だけでなく、地場産業振興、地域活動など、様々な取り組みを行ってきました。そんな中、各種補助金を獲得してプロジェクトを行ったりしてきましたが、その中でいつも実現できなかったことがありました。それが「主体性の醸成」です。

お金があるとヒトとモノと情報が集まります。ですが、モノや情報を提供する人はお金が目的です。言い換えればお金が無ければヒトとモノと情報が集まらない。ならば、お金がなくてもヒトとモノと情報を集めるにはどうしたらいいか?自ら「提供したい」と思う事だ。となったものの、その仕組みがわからなかったのです。多いに悩みました。たくさん失敗もしました。それがあるきっかけでふと気づいたのです。

そのきっかけとは離婚でした。

なかなかうまくいかない夫婦仲に対して、うまくいくイメージが持てずにいたので、私はある時、離婚を決意しました。今思えばいろいろと至らぬところはありましたが選択に後悔はしておりません。ただ、一番最後まで悩ませたのは子供の存在でした。

子供と別れたくないという感情、子供への責任を放棄するのではないか?という想い、いろいろなものと折り合いを付ける時間が必要でした。

どうやってその感情と折り合いを付ければいいかと考え、ノートを広げました。考えをまとめる時にノートを広げて書くようにしておりました。

そこで最初に「子供への責任」という言葉を紙の中心に書き、その周囲に思いつく限りのことを全て書きました。そこには私自身の感情も含まれていました。それを書いたところで、今度は隣り合う言葉を比べて、どちらが「必要か?」という視点で片方を選ぶというのを繰り返しました。それをトーナメント方式のように繰り返していった最後の一つが「お金を稼ぐ」でした。

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私の父親は、単身赴任が多く、ほとんど子供の頃に一緒に過ごした経験がありません。そんな父親ですから、大きくなったところで、どう接していいのかわかりませんでした。ただ、接してみたら「苦手な上司のタイプ」でした(笑。合わないな、みたいな。

そんな父親が酔っぱらった時に迎えに行き、車の中でずっと話しを聞いていた事がありました。その時に父親がこう言ったのです。

「男はなぁ、ひっく。金づるになればぃいんだぁ〜」と。

その言葉の重みは今でも忘れません。家族によって精神的・肉体的に危機的な状況に陥った時、経済的に支えられ乗り切ったことがあったので、その言葉は本当に染入りました。恐らく、その言葉の強烈なイメージが残っていたからこそ、子供への責任=お金を稼ぐ、という1点に整理できたのだと思います。

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これを整理することが良いとか悪いとかを言っているのではありません。感情に折り合いを付けるためにどうしたのか?ということです。あれだけ悩みぬいた末に、子供への責任をひとことへ結実できたことで、前に進む事ができました。

その後、もう一度、自分自身が仕事でどうしていきたいのかを考えました。お金を稼ぐことが子供への責任を果たすことになる、と決めてしまえば、もう迷うことはありません。その時に物事を俯瞰で捉えることができるようになったのです。

 

例えば、「幸せに暮らす」という目標に対して「どうにも溝の埋まらないパートナーと一緒にいる」という現実があるとします。そして、その間には幸か不幸か「子供がいる」という状況。皆さんならどうしますか?

 

「子供がいるから別れない」も立派な選択です。ですが、私にはそれが出来ませんでした。「幸せに暮らしたい」という想い、「離婚したい」という意思、「子供がいる」は、「子供への責任を果たしたい」と言葉を変え、さらに「子供への責任」を「お金を稼ぐ」という言葉に転換させたことで、離婚が実現できました。

 

そうやって得た文脈を読んで構築していく視点は、その後、仕事でも多いに役立って行きます。次回以降は、コンテクスト・プランニングのハウツーを紹介していきます。どうやったらできるの!というところを。