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コンテクスト・シンキング

コンテクスト思考で課題解決!

コンテクスト・プランニング〜主体性のデザイン〜

最近、周囲が騒がしいです。嵐の予感です(笑。

コンテクスト・プランニングというメソッドで仕事をしていると、まぁ、驚くくらい周囲に理解されません。これは大いなる課題です。解決方法を見いださないとなりません。もともと誤解を与えるタイプなのですが、こりゃぁ尚更です(苦笑。

死活問題になる前になんとかしないとなぁと考えております<なりそうです(T_T)>。 

さて、今回は、このメソッドを用いる目的について、再び触れておきたいと思います。

一言で言うと「主体性をデザインする」ということになります。

関わる方々の主体性を醸成するには、それぞれのメンバーが「納得」することが必要です。コンテクスト・プランニングの手法を用いれば、「納得」を導くことができるのです。 

例えば、これからプロジェクトをする、という段階で、5人のメンバーがいるとします。あなたはその中の1人です。そして、それぞれがそれぞれに「こうしたらいいんじゃない?」という想いがあったとします。さて、皆さんならどうしますか?

誰かが最初に発言します。

A 「では、それぞれどういうやり方がいいか話し合おうではないか」

B 「私はこう思う」

C 「私はこう思う」

D 「私はこう思う」

そこで、Eさんが意見します。

E 「いや、それは違うんじゃない?」

D 「どこが?」

E 「そのやり方だとここがうまくいかないと思う」

D 「では、こうしたらどうか?」

B 「いや、それではこっちがうまくいかない」

A 「そこは優先しなくていいのではないか?」

C 「その考えはよくないよ」

とまぁ、こんな感じに展開するのでしょうか。

そんなことが1時間くらいは続くでしょうね。よく見る光景です。1年間の国内の企業のこの時間をお札に換算できたら、積み上げた厚みで、地球を数周かはできるのではないでしょうか。1分=1円玉なら月まで到達するかもしれません。

さて、それを避けるにはどうしたらいいか。この時のポイントは、「どうやるか?」「何をするか?」は後回しでOKということです。まずやらないとならないのが「なぜするのか?」の共有です。目的の共有です。

A「きっとそれぞれに考えているプランがあると思う。ただ、それを互いに披露しても、疲労するだけだから、まずは整理をしようではないか」

B〜E「賛成」→このように言われると他人の目も気になるので反対を言う人はいない。

A 「さて、今回、僕たちはなぜこれをやろうとしているのだろうか?」

このようにアクションを起こす目的を整理します。そして、そのサービスの対象(誰のためのものか?)を共有するところから始めます。ここまで来たら、どんな提案も「なぜ?」をクリアしているかをチェックして、可否を出しておきます。ただ、採択はしません。合格か不合格かだけをチェックするのです。

次にすることはストーリー作りです。

動機の確認からスタートし、対象を整理し、合格したアクションから優先順位を導き出します(具体例はいずれ別の機会に紹介します)。ポイントは優先順位です。これをすれば、これがこうなる、みたいな、事柄の因果関係の上流と下流を見るのです。上流のアクションを起こすことで、下流のアクションが付随するのであれば、下流のアクションのことは、思考から切り離してしまうのです。これが出来ると、物事は途端にシンプルになります。シンプルであればあるほど、魅力的なストーリーへとなります。

これらの共有こそ、主体性を醸成する大切なステップなのです。メンバーは、整理に参加し、目的を明確にする段階を共有すると、そのストーリーの中に自分を描きだします。逆に、この共有のステップで、共感できないのであれば、メンバーから外れた方が互いに取って幸せだと思います。共感していたら、それはメンバー自身のストーリーの一部にもなっているので、主体性が芽生える、ということになるのです。このメカニズムがわかれば、様々な場面で応用が可能になります。 

上記のような会議をされている方、是非、試してみてください!